Webデザイナーの将来性はある?3つの理由と将来的に必要なスキル

Webデザイナーとは

将来性のイメージ画像

Webデザイナーを目指そうと思う人にとって、Webデザイナーの将来性は気になるところだと思います。
しかし、Webデザイナーは比較的新しい職業なので、働き方も様々で将来性について書かれている書籍などはあまりありません。
だからこそ、あなたはWebデザイナーに将来性があるのか不安に思っているのかもしれません。

実際にWebデザイナーはインターネットの利用が増加し、Webの需要が高まっている背景から、将来性のある職業と言えます。

今回の記事では「なぜWebデザイナーが将来性のある職業だと言えるのか」これからWebデザイナーを目指そうと思っている方のためにお伝えしていきます。

読み終えて頂ければ、Webデザイナーに将来性があると深く納得できて、Webデザイナーになるきっかけになるでしょう。

1.Webデザイナーに将来性がある3つの理由

Webデザイナーに将来性があるのは、ここからお話する3つの理由があるからです。

特にインターネットの普及が、Webデザイナーに将来性がある最大の理由といえます。
インターネットを使う人が増えたことで、Webサイトを作って自社の商品やサービスを知ってもらおうとする企業が増えています。

1-1.インターネットが普及した

インターネットが普及したことによって、Webデザイナーは将来性のある職業になったといえます。
実際に、インターネットの利用率は80%を越えて、ほとんどの人がインターネットを利用しています。

インターネットの普及を示すグラフ

これは、インターネットの通信費が下がり、インターネットを利用しやすくなったからだと考えられます。
それに加えてスマートフォンが利用されることによって、インターネットの存在自体が身近になったのです。

※詳しいインターネットの利用率については平成29年通信利用動向調査の結果をタップしてください

1-2.Webサイトの需要が増えている

Webサイトの需要は今も増え続けています。

Webサイトの需要が増えている理由の1つとして、インターネットの広告費が年々増えていることが挙げられます。
大手広告代理店である電通の調査では、インターネットの広告費が8年間で約2倍まで増えたことがわかりました。

テレビの広告費にネットの広告費が迫っている画像

これに伴い様々な企業がWebサイトを立ち上げたり広告ページを作ったりしているので、Webデザイナーの仕事が増え続けているのです。
これから更にWebサイトの需要が増えることを考えると、Webデザイナーは将来性がある職業だといえるでしょう。

1-3.Webデザイナーは人手不足

Webデザイナーは人手不足です。

この人手不足は単に、企業が出す求人の数に求職者の数が追いついていないことが原因といえます。

※平成26年は求人が約1万6千人分あっても、実際の求職者は約5,000人しかいませんでした。/span>

企業が求人を出しても必要な人数の3分の1しか求職者がいないので、常に人手不足の状態が続いてしまうのです。
求職者が少ないのはIT業界に激務のイメージがあるからだと考えられます。

2.インターネットの利用が増加している

ここからは、Webデザイナーに将来性がある3つの理由でご紹介した内容について、それぞれもう少し詳しく解説していきます。

まずは、インターネットの利用が増加していることについてです。

2-1.スマートフォンの利用率が90%

スマートフォンの利用率が高くなったことで、インターネットの利用が増加しています。

以前まではスマートフォンの利用率は約70%でしたが、現在では約90%まで増えています。

※インターネットをよく使う10代~50代の統計です。

つまり、ほとんどの人がスマートフォンを使っているのです。
スマートフォンを使っている人が増えることによって、インターネットを使う人が増えたりインターネットの利用時間が増えたりします。
その結果、多くの人がインターネットを使っていることがわかります。

実際に、スマートフォンの利用が多くなったことで、Webサイトをスマートフォンに対応させること(レスポンシブデザイン)も必要になりました。
スマートフォンでインターネットを使う人が増えるだけでも、Webデザイナーの仕事が多くなるのです。

2-2.インターネットの平均利用時間が5年で30分伸びた

インターネットの利用時間は、5年で30分も伸びました。

インターネットの利用時間が伸びた図

インターネットの利用時間が増えたのは、インターネットの通信費が安くなり誰でも気軽にインターネットを使えるようになったからです。
これに加えてSNSなどの、ユーザーが「おもしろい」と思うコンテンツが増えたことで、インターネットの利用時間が伸びたのです。

これだけインターネットの利用時間が伸びているなら、企業のWebサイトや広告が目に止まる時間も増えるでしょう。
次でご紹介する通り、Webサイトの閲覧時間は増えています。

2-3.Webサイトの閲覧時間が5年で2倍になった

Webサイトの閲覧時間は、以前よりも約2倍増えています。

Webサイトの閲覧時間が伸びた図

これは、SNSなどの利用時間を除いたテキスト主体のメディアの閲覧時間なので、企業のWebサイトである可能性が非常に高いです。
つまりは、企業のWebサイトを見る時間が増えてきているのです。

そのため、企業はWebデザイナーを雇用したり、外注したりするのでWebデザイナーの仕事は常にあります。

このようにインターネットの利用が増えているだけではなく、実際にインターネットを使っている時間も長くなっているのです。

※Webサイトの閲覧時間について詳しく知りたい人は平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査をタップしてください。

3.Webサイトの需要が増え続けている

次に、Webサイトの需要が増え続けていることについてです。

Webサイトはインターネットが普及したことで需要が増えています。
インターネットが普及したことで、今までよりもユーザーがWebサイトを見る機会が多くなっているのです。

そのため、企業はWebデザイナーに仕事を依頼して、自社の商品やサービスを利用してもらえるようにWebサイトを作成しています。

このことから、Webサイトの需要が増え続けているといえます。

3-1.インターネットの広告費が増加

先ほどWebサイトの需要が増えているからでもお話した通り、インターネットの広告費は年々増えています。

これは、インターネットを利用する人が増えてきたことで、インターネットに広告を出すと商品やサービスを利用してもらえるようになったからです。
そして、インターネットに広告を出すなら、必ず「広告ページ」が必要になります。

この広告ページは今までもWebデザイナーが作成してきたので、インターネットの広告費が増えるほどWebデザイナーの仕事が増えていくのです。
そのため、Webデザイナーは将来性があるといえます。

3-2.Webサイトの数が世界的にも増えている

Webサイトは日本だけではなく、世界的に見ても増え続けています。
10年以上前までは約1,700万個だったのに対して、現在では約17億個のWebサイトが存在します。

Webサイトが増え続けている画像

Webサイトの数が増えているということは、新しいWebサイトの立ち上げがあるだけではなく、増えた数だけ改良やメンテナンスなどの保守管理が必要になります。
つまり、それだけWebデザイナーの仕事が増えていて、将来性があるということです。

※世界中のWebサイトの数はInternet live statsで確認できます。

4.Webデザイナーが足りない理由

Webデザイナーが足りない主な理由は、Webデザイナーになろうと思う人が少ないことです。
実際に、求人に対する求職者も少ないことがわかっています。

これは、昔のWeb業界が激務なイメージが定着してしまったことが要因ですが、現在では労働環境が整備されて、労働時間が以前よりも短いです。

それでも、Webデザイナーは人手不足が続いています。

4-1.求人に対しての求職者が圧倒的に不足しているから

Webデザイナーは求職者が圧倒的に不足しています。

なんと、求人数に対してWebデザイナーを志望する人は3分の1ほどしかいません。

※IT業界の求人数であって、Webデザイナーだけの数字ではありません。

Webサイトの数が増加して、仕事もあるのにWebデザイナーになろうとしている人が少ないいのです。
これからもIT業界の人手不足は加速していくと考えられています。

4-2.IT業界に激務のイメージがあったから

IT業界は残業が多く、激務なイメージが強い人が多いです。
実のところ、激務かどうかは企業によって異なるのですが、一般的にIT業界は激務というイメージが強くなってしまっています。

これは、Webデザイナーやプログラマーなどが、締め切り前などに労働時間が増えてしまうことが原因だと考えられます。

普段の労働時間は1日8時間ほどでも、納期などのタイミングによっては10時間を越えてしまうこともあるのです。
その結果、Webデザイナーを志望する人が少なくて人手不足になっています。
ただし、現在は働き方改革などのおかげもあって、労働時間は改善されてきています。

※平成26年には1万6千人分あるのに対して、求職者は4,975人しかいませんでした。

5.Webデザイナーとして将来的な広がりを出すために必要なスキル

ここまでWebデザイナーは将来性があるとお伝えしてきました。
ただ、デザインやコーディングができるだけではWenサイトを無料で作成できるツールに仕事がとられてしまいます。

Wenサイトを無料で作成できるツール(Wixやjimdo)ではテンプレートがいくつも用意されていて、特別な技術や知識がなくてもWebサイトを作ることができるからです。

そのため、デザインやコーディングができるだけでは将来的な広がりはでないといえます。
そこで、ここからは身につけておくと将来が安定するWebデザイナーのスキルを3つご紹介します。

5-1.ディレクションのスキル

Webデザイナーとしてもっとも身につけるべきスキルは、ディレクション(取りまとめ)ができるスキルです。

なぜなら、Webデザイナーの仕事はデザインやコーディングをするだけではなく、クライアントとのやり取りが必要になるからです。
例えば、クライアントの中にはこれから作るWebサイトで何を伝えたいのか、何をアピールしたいのかまとまっていないことがあります。
Webデザイナーはこのクライアントの気持ちなどを汲み取り、適切な提案をするスキルが求められるのです。

ディレクションができるWebデザイナーは多いわけではないので、ディレクションができれば将来的な広がりが出るでしょう。

5-2.マーケティングの知識

Webデザイナーはマーケティングの知識も求められます。

というのも、Webサイトは作って終わりではなく、改良やメンテナンス(保守管理)も行うからです。
そのために、アクセスを増やすために何をすべきか、広告はどのような戦略でやっていくかなどマーケティングの知識が必要になるのです。

言ってしまえば、Webデザイナーの仕事は保守管理が多いので、マーケティングの知識があるとあなたの需要が増えます。
したがって、マーケティングの知識があるとWebデザイナーとして重宝されるのです。

5-3.プログラミングのスキル

PHPやJavaScriptなどのプログラミングスキルがあると、将来が安定するといえます。

これは単純にプログラミングなどのバックエンドのスキルがあるWebデザイナーが少ないからです。
バックエンドとは、プログラムやシステムなどユーザーに見えない部分のシステムの構築をすることです。

Webデザイナーが行うデザインやコーティングはフロントエンドと呼ばれています。
どのプログラミング言語だとしても、最後までプログラムを組めたりシステムの構築ができたりすれば良いでしょう。

6.まとめ

Webデザイナーはインターネットの利用が多くなってきたことで、将来性のある職業です。

これからさらにインターネットの広告費が増えたり、スマホが普及したりすることを考えると仕事は常にあるといえるでしょう。
その反面WixやjimdoといったWebサイトを無料で作れるツールによって、デザインやコーディングができるだけでは将来に不安が残るようになりました。

しかし、現在はwebデザインスクールや職業訓練校など、webデザイナーとしてのスキルを学ぶところがたくさんあります。
国をあげてIT人材の不足を解消する取り組みも行われているので、webデザイナーとしての仕事はなくならず将来的に安心して働くことができるはずです。