【卒業制作講評会】紙のデザイン経験を活かしたWebデザイン
イベント報告
先日行われた卒業制作講評会の様子をお伝えします!
今回の卒業生は、Webデザイナー専攻の貞廣磨紀さん。
きっかけ
広告デザイン制作会社を経て、新聞社のグラフィック部門のお仕事をされている貞廣さん。
お仕事の中でマークアップ言語を理解する必要が出てきたため、この度デジハリSTUDIO札幌に入校されました!
卒業制作【Aralia】
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貞廣さんが手掛けたサイトは、ホメオパシーという自然療法を扱うサロン「Aralia」さんの新規サイトです。
ホメオパシーとは今から約200年前にヨーロッパで生まれた療法で、こころと体を含む人全体をみて心身のケアをおこなう自然療法のひとつです。
工夫した点
クライアントの要望であるシンプルな構成を考えると、写真の持つ情報や情緒性が
より重要になると考えプロのカメラマンに発注。
撮影時には、ラフなどビジュアルを見せながら貞廣さんの意図を伝え、希望通りの写真を使えるよう綿密にコミュニケーションをとったとのこと。
デザインの中で文章ばかりで重たくなりがちな部分も、イラストやキャッチコピーを入れることで見てもらえる工夫も。
企画からデザインの構成までデザイナーとしてコミュニケ―ションを取ることの重要さを講評会のなかで伝えていただきました。
PCのデザインツールから始めると、思考がせまくなることや、アイデアを残しにくくなると考えた貞廣さんは構成を一度手書きで考えることに。
アイデアを残すことで視野を広くして構成・デザインを考えたそうです。
紙媒体で長くデザインをやられていた貞廣さんらしく、その経験を活かしたWebデザインの方法は、他の受講生さんにとっても非常にためになる講評会でした。
苦労した点
コーディングに関してはかなり苦戦をされたご様子…
しかし貞廣さんはコツコツと自身で調べた部分やトレーナーに聞いて勉強したことをノートにまとめ、情報を整理していくことで思い描いたデザインをWebに落とし込み、素敵なサイトを作り上げました。
講評会のなかで貞廣さんは出来ないことが出来るようになっていくことを楽しめたとおっしゃっていました。
Webデザインにかかわらず、あらゆる場面でそのようなマインドを持てることはとても素敵なことですね。
卒業制作を通じて
制作で行き詰まってしまった際にSTUDIO札幌にきてトレーナーと話すことで、「きっと解決できる!」と気分が軽くなったと貞廣さんはおっしゃっていました。
これはSTUDIO札幌だからこそ体験できたことだと思います。
卒業制作を振り返るなかで、情報整理・設計の大切さや紙とWebの違いを身をもって経験された貞廣さん。
これからもSTUDIO札幌で経験したことを糧に色々な場所でご活躍されることを祈っております。
ご卒業おめでとうございます!
現役のトレーナーと沢山かかわっていけるデジタルハリウッドSTUDIO札幌。
様々な状況が目まぐるしく変わるこの時代だからこそ、自身を成長させられる環境が必要です。
Webデザインに興味がある!自分らしく働きたい!そんな思いのある方を私たちはお待ちしております!