デジタルハリウッドSTUDIO札幌

イベント報告

【卒業制作講評会】大学とのWスクールを経て、将来はWebディレクターに!

こんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO札幌です。

今回、紹介する卒業生・佐藤有紗さんは現役の大学生。

大学に通いながらWebデザイナー専攻を受講し、目覚ましい成長を見せてくれました!

入校のきっかけ

札幌市内の大学で経営学を学んでいる佐藤さん。

昨年末、4年生を目前に将来やりたいことを見据え、もっと可能性を広げようと考えます。

そんなとき、就職活動でいろんな企業のサイトをみて企業ではなく、サイト自体に興味を持ったことがきっかけで、STUDIO札幌の無料説明会を体験。担当したトレーナーと共通の知り合いが多くいるなど不思議な縁もあり、STUDIO札幌への入校を決意しました!

卒業制作【0番地珈琲店

↑画像クリックでサイトにリンクします。

佐藤さんが今回制作されたのは、すすきの雑居ビルの地下にある個性的なカフェバー『0番地珈琲店』のホームページ。

中南米を旅してきたラテン系店主のこだわりのドリンク、刺激的な体験談が聞ける、知る人ぞ知るお店です。現状、Instagramを中心にFacebook、Twitter、YouTubeと多くのSNSを利用していますが、ホームページを作成することで情報の一元化を図り、リアルな情報発信ができる場として設定しました。

また、宇宙人をあしらったメインビジュアルもインパクトが強いものの何を扱っているお店なのかわかりにくいため、お店の特徴と雰囲気をわかりやすく伝えることで若い女性客の獲得を目指します。

工夫したところ

トレーナーの勧めもあり、佐藤さんはフレームワークを設定するだけでなく、ホームページを見たユーザーがどうなってほしいかというシナリオも構想ていました。

個性が強く人を選ぶお店だからこそ、まずは「なんだ、このお店は!?」と注意を引く。「雰囲気いい感じ、おもしろそう」「このドリンク飲みたいな」「店主の話聞きたいな」と興味を持ってもらう。そして「営業してるかな?」「行ってみよう」と段階を踏んで足を運んでくれるまでをイメージしながら取り組めたと言います。

その結果、予定より1週間ほど早くホームページを完成させることができ、自信に繋がったとのこと。

他にも複数の作業を平行して進めたり、予定どおりにいかないときもできることを探したりと、手を止めないように心掛けたのも大きかったようです。

 

反省点も

進捗は非常にスムーズだった佐藤さんですが、いくつか失敗や反省点もあったと言います。

クライアントにサーバーを持っていると言われて安心していたら古いサーバーで使えないことがわかり、変更してもらうことに。情報だけではなく、目で見て確認することの重要さを学んだそうです。

また、予定していたグーグルアナリティクスを入れ忘れてしまい、グーグルで検索してもヒットしないことが判明。(講評会当時)

ソフトの不具合が発生するなどアクシデントもありましたが、立ち止まらず進んでいくことで乗り越えることができました!

これからのこと

大学卒業後はWeb制作会社に就職を目指し活動していく佐藤さん。

経験を積み、将来は企画から制作までできるwebディレクターを目指すとのことです。

「この半年間、アッという間でした。他の受講生と話したり制作物を見たりすることで刺激を受けたり励まされることが多かったです。困ったときも、トレーナーさんのサポートがあったから心強かった。できるだけスタジオに来てやっていたから最後までやり切れました」と笑顔で話してくれました。

誰とでも明るく積極的に接し、プライベートでもユニークな人間関係を上手に活かして可能性を広げている佐藤さんの姿は、他の受講生にとっても大きな刺激になったことでしょう。

自分の中で限界値を決めず、やりたいことをどうやったら実現できるか、に一直線。だからこそ周りの人からもいろんなものを吸収できます。また、若い女性は行きにくいマニアックなお店をクライアントに選んだこと、トレーナーのアドバイスを聞き入れシナリオを設定したことなど、天性のチャレンジ精神も佐藤さんの強味になっていくに違いありません。

いつか企画を作るだけでなく、作ったうえで生き生きと走らせるWebディレクターになった佐藤さんの姿を楽しみにしています。

ご卒業、おめでとうございます!